えいぷにゃわん

戦艦大和のふるさと 呉から発信する4miniエイプと愛猫と愛犬のブログ。
DIYでいらん物を作るライダーのドタバタ整備と何気ない日常を綴ります。
旧えいぷにゃん、改め「えいぷにゃわん」再動!

旧えいぷにゃんのヒストリーアーカイブは下のプロフィールにリンクがあります。

miniバイク系譜の記録

画像を整理していたら懐かしいものが出てきました。

愛車と呼べる自分所有の遍歴画像です。


以前にもえいぷにゃん時代に掲載していたんですが、元の画像がどこかに行ってしまい昔のページから引っ張ってきたというものです。

ブログも新たにしたので、ここに改めて記録として残しておくことにしました。



まず個人的な4miniバイクの祖ですね。

お仕事で通勤の足が欲しいと購入。

乗り換えで廃車寸前のところを中古として出してもらった激安車両でした。

買ったときにすでにワンオーナー9万キロ(笑)


ホンダCD50


すでにレーサーレプリカの時代は終わりつつあったとはいえ、ほとんど回りは2stエンジンであり、誰も見向きもしない4ストロークエンジンと言うだけで選んだ教材。


カブなんてオジサンの乗り物、そんな時代。

まだカスタムしておしゃれにとか、格好よくして乗るなんて発想は持たれていなかった。

とにかく周りに何を言われても、大きなバイクと同じ基本構造を持つエンジンに惹かれ、2ストロークエンジンよりも構造が難しいと言われれば、なおさら燃えての購入。


まだ整備の何も知らずでしたので大変でしたが調べては悩んで修理しつつ乗ったものです。


ですが、さすがに古くて画像が有りません。

しかしシートベースを鉄で起こして自作したり、キャブレターやマフラーを変えていたり、色々と試行錯誤した時代でした。


そのあとでバイク屋さんに努めていた頃に草むらで投げられていたCB502台同時に廃棄でやって来て、これまた持ち帰り初めてのレストア。


剥離剤を塗っては剥がして磨き、タップを切り錆びたネジ穴を復活させて塗装。

バラバラにしてから走り出すまでに約一年。



これも画像は有りませんが一番近いと思うのがこれ。


ホンダの公式画像から。

見た目はほぼこうなってました。

もちろんシングルカムでしたし、エキゾーストも右1本でしたが。


カスタムと言えば少しかっこよく聞こえますが、改造と言えばまだ暴走族か、走り屋かといったバイクにそれほど興味がない方からは若干、白い目が向けられる。

そこで、これはレストアなんだと。

古いものも修理して大事にするのだと。

そんな大義名分を表に出しつつ、

はい、ズバリ!改造です(笑)


この頃、ちゃんとメーカーの名前の入ってたツナギ着てましたからね。

地域密着なお店、周りの目もあったわけです。

「あのバイク屋さんの従業員、暴走族みたいよ」

そんな誤解があれば、色々と響きます。

そこで昔のホンダレーサーを追うという形は当時の空気感がもたらす必然だったというわけです。

すでに20代にして人と少し違うレールに乗った私なのでした。



CB50JXフレームに50Sのエンジンと足回りからスタート。

特注のセパレートハンドル。

履き替えられたアルミリム。

NS50Fの部品を加工してフロントディスクブレーキ化。

街中で声をかけられ小さくバイク雑誌の片隅に載った想い出深いゼロハンでした。



今のえいぷにゃわんの元祖がここですね。

基本的にエンジンが同じという事で。


かつてのホンダのレーシングマシン、RC110の系譜に憧れを抱いてフルカウルレスでややカフェレーサー的な形をといった答えに到達。



カスタムを楽しんでもうすぐ完成というところで盗難に。

仕事から帰ってきた時にバイク置き場にあったCB50の姿が消えていて茫然自失。



それから限定解除までいき、カスタムからは離れ、色々な車両に乗りました。

miniではありませんが、ホンダのゴールドウイング1500は衝撃で電気が走りましたねー。

「なにこれ !? もう車じゃん!」


4miniで言えば、サイドカー付きモンキーや65カブや念願のCS90なんかもありましたが手放してしまいました。


仕事柄、家族に内緒で買ったとか、置場所が無いから置かせてくれたとか、そのあいだ好きに乗って構わないといろんなバイクが通りすぎて行きました。





...数十年後


また、通勤の足にとスクーターを探すと友人からこんな車両が。



入手してからそれほど日がたっていませんが、早速カウルが変わっていますね。

後期の黒いホイールへ交換。

フローティングディスクのブレーキ、塗り途中のフロントフェンダー、自作のスクリーン、社外チャンバー。



シートカウルも変わっていきました。

エンジンや車体も組み直されてNS1のオフ会に。



ライトだけは間に合わせのフォグですね(笑)


これがほぼ最終的な形に近い一枚。

ライブディオのライトをウィンカー部だけ綺麗に切り外して埋めこみ。

初期型の野暮ったい四角のライトが嫌で(笑)

リフレクターが綺麗なキラキラしたものを。



予備エンジンリニューアルが間に合わず、出先でブローしてその後、再び盗難に。

別に用意していたメインフレームにエイプエンジンを載せて4 mini化する事は夢になってしまいました。


そしてまた数年、2輪から離れます。

そこに縁があってこれがやって来ます。



最初は普通に丸ライトでした。

黒ボディのエイプ。

友人のXRと顔を交換した直後かな。

丸ライトにビキニカウルが付けたいという友人と丸いライトは嫌という思いが交錯。



マフラーが前オーナーチョイスのナンカイパワーコンプですね。

オイルクーラーシュラウドはもう作ってます。


暑い季節が来てオイルクーラーのラインホースを繋ぎました。

マフラーも現在のローズに変更しています。


フロントステム作り直したり、足回りいじり倒したり、板金リアカウルにチャレンジしたり。


そして、現在です。

製作物を途中にしているのは板金カウルなのですが、リアル多忙もあり期間が伸びている間に好みや感性に変化がありました。

完成させずに次に行くのは少し抵抗もありますが、自分の気持ちに正直に新しいチャレンジと方法で前進を選ぶことにしました。



近々、新品シリンダーが来ます。

エンジン復活に向け、着々と水面下で用意が進んでいます。


エキゾーストはそのままにサイレンサーだけ変更する目論見もあります。

ここで一度、安定した走行性能を確立して、その先はフロントディスクブレーキ化。

リアディスクブレーキ化。

ホイール変更。


そこまで行ったら、恐らく旧作の板金カウルに見切りを付けて新作デザインを反映させる予定です。



今年はたくさんの変化がある予感です!

早く来い来いシリンダー!

なんてタイトルに書いてるけども、

実はまだ発注していなかったりする。


お、おこずかい待ち。


うーん、どこのシリンダー使おうかな....


ヘッドも新しいの欲しいなー。


ワンワン!


外で雪風が鳴いてる。

散歩に行きたいのかな?

近いところで長迫公園くらいならいいよー。



お名前を頂いた慰霊碑の前で。

佐世保のしぐれ、呉のゆきかぜで有名な第二次世界大戦時に辛くも生き残ったという幸運の駆逐艦にあやかりました。


この白い雪風さん。

実は動物愛護センターから譲り受けて来た子なんです。


我が家はどうしてもたった数ヶ月(ほぼ1~2ヶ月)で親から引き離して並べるショップの販売には違和感があって(全てのお店がダメな訳ではない)基本的には生体不買です。



別にね、買ってもいいんです。

命を預かるけじめとしてお金を払うってのもそれはそれで。


でもその前に住処もなくご飯もなく保護されてるのに病気もあって引き取り先もなく...愛情も。


そんな事ならと立ち上がったわけでした。



ご縁もあって雪風は我が家へやって来ました。


口輪の酷い跡もあり、ネグレストや虐待も疑われるほど精神的にも異常な反応があったようですが、私に嫁、娘二人が毎日の中で話しかけ、1日2回の散歩を続けるうちに絆は深まり今に至ります。



抱き抱えてお風呂に入れたりして最初の一年は我が家もこの広島の風土が分からないってこともあり、幸いにも広い玄関に犬小屋を置いて人間と生活。


それでも、かなり家の出入りの不便はあったりしましたが心のケアはかなり進みました。


約一年弱を玄関で住まわせて暖かくなった頃に日の当たる場所と日陰が半分の庭先へ小屋を移動。



最初の頃は気が荒く、何度も噛まれました(≧▽≦)


何度か血も出たりして。

何かよい方法は無いかと思い、愛護センターに連絡してみると、「どうしても厳しければお戻ししますか?」なんて言われたり。



センターでも手を焼いてたんでしょうね。

また綺麗な白さから希望者もいたようですが、実際よく鳴くし噛むし戻されたのかもしれませんでした。



恐らく一番飼いずらい子を引き取ったのは間違いない‼(笑)


最近はアトピーが出ていてかゆがっていた皮膚も全身きれいになって治りました。


引っ張り癖も「戻れ!」というとくるりと反転して脇に付くようになり、「待て」「お座り」「お手」「ゆっくり歩け」までは理解してくれるようになりました。


ケーブルテレビでアニマルプラネットチャンネルを見ていたりするんですが、犬のしつけについてはシーザーミランの番組が参考になりました。


猫を飼っていることもあり、犬が発する声色やボディランゲージにも理解できる素地があったのが良かったかも知れません。


ボールやフリスビーを取ってくる的な犬との遊びについてはイメージ先行の夢を描いてましたが、雪風さん走るのは好きなのに全く興味を示さず。


残念。


ボール拾い、投げた自分が取りに行く。

ひとり白息はぜる夕暮れ。

暗雲立ち込めるエンジン復活!

さあ、天気が不安定なのでさっさとエンジンを下ろしちゃいましょう!


本当に道具が少なくていいよエイプ。


サクサクとエンジンの救出~。


お家の中でさささーと開けちゃいましょ。


あっ!....あああ。

たいして走ってもいないのにこの汚れ方。

一番の原因はシリンダーか。

燃焼室に上がったオイルが燃やされて出たススがシリンダー壁で掻き落とされてオイルに戻ってる。



かき回してみるとギラギラしてて削れたメタルが泳いでる。

30km程度で出る量じゃない。

もう見なくてもこの先かがどうなってるのか分かるよ....。



やっぱりピストントップはベトベト。

ここでオイルが燃えて白煙を作っていたね。

拭き取ってみると傷は無い。



分かっているだけに見るのヤダ(笑)

吸気側....はい、シリンダー修了。


排気側....はぁ、想像通り。

やっぱりこの補修シリンダー使ったのがダメだったか~。

新品だったピストンも同時に終わり。


んー!クランクもっとちゃんと調べないと駄目ね!

首振りなんか凄すぎなんじゃー。

多分だけども。



あれ?エンジン新調したほうが早い気がするぞ?(≧▽≦;)


どーしよー!!!!