えいぷにゃわん

戦艦大和のふるさと 呉から発信する4miniエイプと愛猫と愛犬のブログ。
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旧えいぷにゃん、改め「えいぷにゃわん」再動!

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もしかしてイケる?

なかなか臨時収入がやってきません。

ネタが見つからない831です。


先日、焼いてしまったシリンダーです。

Kシリンダーの指定オイルを使ったにも関わらず、見極めが甘くやらかした物です。


吸気側も排気側も縦傷ザクザクです。


様々に売られている社外品の中でも、シリンダーとピストンのクリアランスが狭めだったりするためにそれを気にしてホーニングが甘かったりという事もありました。


オイルも上がりましたしね。


今回は傷を取った上でクリアランスは残せるのかやってみました。



これを

使って

こうしてっと。

シャ~とね!

お気づきだと思いますが画像は文面と関係ありません。


作業中は油が汚れでスマホ持てませんでした。

撮影せず。


で、ホーニングした先日のシリンダーはこちら。



ピストンリングの躍動面の傷は取れました!...が。

スリーブ下部、ピストンスカートの接触部には若干の縦傷が残りました。



オイル上がりはしない程度を目標になるべくなら減らしたくはないという線引きですが、問題は使用限度を越えないクリアランスが残せたのか?なのであります。



計測もしたんですが、分かりやすく新しいピストンをシリンダーに入れてみます。

(Kさんのは54mmに限り82ライト、spl、SE、SE-PROシリンダーとピストンリング全て共通、なお入れているピストンはsplヘッド用←間違って買っていたストックw)


ぐぬぬぬぬぬ。

ガバガバ。


クロスハッチも一応は付けたんですけど、ホーニングの砥石が小さいのがいけないのか、ただ単に下手なだけなのか。

昔に使っていたこれより少し砥石の長いホーニング器では綺麗に付けられていました。



新品に見るクロスハッチを付けたい角度に動かす速度では隙間が空いてしまい、バラバラな模様に~...(^_^;)


比較的にゆっくりにすると綺麗に付くけれど、クロスハッチの跡の角度が~

実際、どうするのが良いのやら。

だ、誰か正解教えて~(///∇///)


それはさておき...




こりゃあ、ダメ~(  ̄▽ ̄)

間違いなく首降り音が出るレベルかも。

組んだら組んだで新品ピストンとリングならエンジンはかかっちゃうんだろうけど。




他の社外シリンダーなら設計上のクリアランスに依存したオイル指定ってあまり無かったりするのだけど、Kさんとこのはほぼ傷が入ったら補修の余地はあまり無いと言えます。


アルミメッキシリンダーはシリンダーとピストンの素材が同じな為、膨張率の関係で鉄スリーブシリンダーよりもクリアランスが狭くなっている事が多いのですが、これは鉄スリーブでありながらアルミメッキシリンダーに近い設計と言えるのかもしれません。

最近の設計は昔に比べたらわりときつめってのが当たり前なんですけどねー。



メーカーKさんにも一応聞いてみました。

100分の3mmですって!

マイクロメーターで測らないと分からない差。

昔はハガキ一枚分なんて言ったけどね(←いつの時代なんだ)



分かりやすく図解。

スリーブとピストンを横から見た図でザックリと説明。


Aはリングが入る辺りですが、ここは燃焼室の熱を浴びるところなので大きく膨張します。

よって最初から細めに作られています。

このキットだとスリーブ54mmなので、約1mmほどピストンスカート部より細い約53mm。



シリンダースリーブとピストンのクリアランス(隙間)はピストンのスカート部とスリーブ間であるBの部分という事なのであります。


100分の3mmですよ?

傷取るなんて言語道断!(笑)


シャララ~とホーニングしたとしてあっさりとクロスハッチつけ直すくらいしか出来ないって事ね。


あくまで相性って事だけど、この狭いクリアランスで油膜の維持が出来るオイルと言うのが指定オイルがある理由です。


elfのプロテック、パノリン4T Race以外は使わない方が良いようです。


ガバガバしにしてしまったシリンダーですが、物凄く前向きに考えてみると...あれ?ガバガバ故にいろんなオイルが使えるようになったりするのかなぁ?←え



普通に腰上の新品、買います(笑)


でもとっておこう(ボソリ

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